[6.21 ブラジルW杯G組 ドイツ2-2ガーナ フォルタレザ]

　グループリーグ初戦で、3大会連続の対戦となったアメリカ代表に敗れたガーナ代表。仕切り直しとなった第2戦のドイツ代表戦は2-2の引き分けに終わった。それでも、優勝候補との一戦に引き分けたことをチームは前向きに捉えている。この試合で後半18分にゴールを挙げたガーナ代表のエースFWアサモア・ジャンは『ESPN』に「良い試合だったし、チームのみんなに『おめでとう』と言いたい。自分たちを信じてこのタフな試合を戦い抜くことができた。ドイツ代表にリスペクトはあるが、我々は彼らに肉薄できたと思う」と、試合を振り返っている。

　アメリカ代表に1-2で敗れた試合では、本来の姿を示せなかったと、ジャンは力説する。「今日の試合で見せた姿が、ガーナの真の姿だ。テクニック的にも完璧だったし、ドイツはポゼッションに優れているから、こちらもハードワークをしなければいけなかった。無駄に走り回って体力を消耗してしまうことは避けなければならなかった」と、自分たちの戦いぶりに胸を張った。

　ガーナ代表は27日にグループリーグの最終戦でポルトガル代表と対戦する。「今は最後のポルトガル戦に向けて、チーム一丸となって取り組んでいかなければいけない。集中して、ポルトガルを倒せると信じることが大事になる」と、ジャンは一体感と自信がカギを握ると語った。

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