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19歳新星の一撃でベルギーがロシアを下し、決勝T進出を決める

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[6.22 ブラジルW杯H組 ベルギー1-0ロシア リオデジャネイロ]

 ブラジルW杯は22日、大会11日目を迎え、グループHのベルギー代表ロシア代表が対戦した。試合は終盤を迎えても得点は動かずに、デーゲームによる暑さの中で両チームにミスも目立つ展開となった。それでも後半43分、ベルギーは自陣からのカウンターを見せると、MFエデン・アザールからのパスを受けた途中出場19歳のFW FWディボック・オリジがシュートを叩きこむ。この一撃で勝利したベルギーは、決勝トーナメント進出を決めている。

 初戦でアルジェリア代表に2-1で勝利したベルギーは、DFヤン・フェルトンヘンに代えてDFトマス・ベルメーレンが先発。MFムサ・デンベレ、MFナセル・シャドリに代えて、MFマルアン・フェライニとFWドリース・メルテンスが先発に名を連ねた。対するロシア代表は、2人を変更。GKイゴール・アキンフェエフが先発に残ったが、最終ラインはDFアンドレイ・イェシチェンコが外れ、DFアレクセイ・コズロフが先発した。また、MFユーリ・ジルコフに代わり、FWマクシム・カヌンニコフがスタメン入りしている。

 序盤からボールを保持していたのはベルギーだったが、最初の決定機はロシア代表が迎える。前半19分、PA外で左サイドからのパスを受けたMFビクトル・ファイズリンが左足でゴールを狙ったが、鋭いシュートはGKティボー・クルトワに阻まれた。

 対するベルギーも右サイドの高い位置にボールを運び、最前線のFWロメル・ルカクや中盤から飛び出してくる長身のフェライニにクロスを上げ、ゴールを狙う。同20分には中盤でフェライニからパスを受けたメルテンスがドリブル突破を見せ、右足でシュートしたが枠を捉えることはできなかった。その後もベルギーは、右のメルテンスを中心にチャンスをつくり出す。

 前半31分にはベルギーにアクシデントが起こる。試合前のアップ中に負傷していたベルメーレンが、フェルトンヘンと交代することとなった。ロシアのミドルシュートをベルギー代表GKクルトワが止めれば、36分にはロシアGKアキンフェエフもメルテンスがPA内から放ったシュート性のクロスを確実にパンチング。両チームGKの好守が目立つ展開になった。44分にはロシアの左SBドミトリ・コムバロフがPA内のFWアレクサンドル・ココリンにピタリとクロスを合わせた、23歳のストライカーのヘッドはわずかに右へ逸れて行き、スコアレスで前半を終えた。

 後半に入り、ベルギーは9分に精彩を欠くFWロメル・ルカクをベンチに下げ、オリジを2人目の交代枠で起用した。後半に入ってポゼッション率の高くなったロシアは、後半18分にコズロフが負傷し、イェシチェンコと交代する。暑さのせいか、両チームとも運動量が少なくなり、パスミスが多発し、スタンドからブーイングも起きる。

 流れをつかみたいベルギーは、後半30分に最後の交代枠でメルテンスを下げ、FWケビン・ミララスを投入する。しかし、ロシアに押し込まれる展開は続き、かろうじて最終ラインのファン・ブイテンとコンパニで跳ね返す苦しい時間が続いた。同36分には、タイミングを見計らって攻め上がったロシアのイェシチェンコがPA内からゴールを狙ったが、シュートは左に逸れてしまう。

 ベルギーは後半38分にDFトビー・アルデルワイレルトが相手のハンドを誘発し、ゴール正面で直接FKを得る。ミララスが低いシュートでゴールを狙ったが、ボールは左ポストに嫌われた。このFKの直前に、アタッキングサードまでボールを運びながらミスの目立ったロシアは、MFアラン・ジャゴエフを投入していたが、ミララスのFKを機にベルギーが押し込む展開になった。同41分には左サイドで仕掛けたミララスのパスをPA内で受けたMFエデン・アザールがルーレットからシュートを放つが、DFにブロックされる。流れをつかんだベルギーは43分、自陣からのロングカウンターを見せる。最後は左サイドをアザールが突破。左足で折り返したボールをオリジが右足でゴールに叩き込み、試合を動かした。

 先制されたロシアは、初戦の韓国戦でゴールを挙げたFWアレクサンドル・ケルジャコフをピッチに送り出す。後半アディショナルタイムにもベルギーは、ロングカウンターを見せて、アザールのパスからミララスがシュートしたが、GKアキンフェエフが足で懸命にセーブ。しかし、このまま試合は終了し、ベルギーが1-0で勝利。12年前同様に、ベルギーがロシア戦で決勝トーナメント進出を決めた。

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