beacon

W杯注目選手[バトルプレイヤー]Vol.7:FWリオネル・メッシ(アルゼンチン)

このエントリーをはてなブックマークに追加

 世界の頂点を目指し、「白か黒か」勝負を決する2014 FIFAワールドカップ ブラジルに向け、アディダスが開発した「バトルコレクション」は、シンプルかつ斬新な白黒のバトルグラフィックを採用。「プレデター インスティンクト」「アディゼロ f50」「ナイトロチャージ1.0」「パティーク11 コア」の4モデルの中から選手はそれぞれのプレースタイルに合わせ、最も自分に適したスパイクを着用し、ブラジルのピッチに立つ。そんな“バトルプレイヤー”から大会注目選手をピックアップ――。

 アルゼンチンを28年ぶり3度目の世界一へ導く。大会前の親善試合では、ピッチ上で嘔吐するなど、コンディションが不安視されていたFWリオネル・メッシ。しかし、ブラジルW杯の幕が開ければ、2試合連続で決勝点を決めるなど、エースとして申し分のない活躍を見せている。

 15日に行われたグループリーグ初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(2-1)では、FKから先制点となるオウンゴールを誘発。後半には左足で鮮やかなドリブルシュートを決め、チームを勝利に導いた。21日に行われたイラン戦(1-0)でも劇的な決勝点を決めた。0-0のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム2分、右サイドでボールを受けると、DFをかわして中央へ切れ込み、左足を一閃。2試合連続の決勝弾でチームを決勝トーナメント進出に導いた。

 今大会へ懸ける想いは強い。大会前に「トロフィーを持ち帰るために戦う」と話したメッシにとって、26歳にして迎えた3度目のW杯だ。2006年ドイツ大会は主力ではなかったものの、同国の最年少出場、最年少アシスト、最年少得点を記録。オランダ、コートジボワール、セルビア・モンテネグロと同居した“死の組”を1位突破に大きく貢献した。しかし、チームは準々決勝で開催国のドイツに敗れた。

 そして、バロンドールを獲得し、名実ともに世界最高の選手となって迎えた2010年南アフリカ大会。ディエゴ・マラドーナ監督の下、優勝を目指したが、またも準々決勝でドイツに0-4で完敗した。この大会、絶不調だったメッシは、5試合で無得点とさんさんたる結果だった。

 南アフリカ大会後の2011年から正式にキャプテンに就任すると、ブラジル大会へ向けて「アルゼンチンが望む目標を達成するため、全力を尽くす」と宣言。すべてはW杯での屈辱をW杯で晴らすためだ。

 奇しくもグループリーグ最終戦となるナイジェリア戦の前日24日に27歳の誕生日を迎えるメッシ。「まだまだチームは改善するべきところがあるし、これからも最善を尽くし続ける」。1日遅れのバースデー弾となる3試合連続ゴールで、勝負の決勝トーナメントへ弾みをつけるつもりだ。

▼メッシがブラジルW杯で着用する「バトルコレクション」の詳細はこちらから


★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ
★全64試合の公式ダイジェスト動画を配信!!
2014W杯ブラジル大会動画ページ

TOP