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ドイツがアメリカを圧倒して決勝Tへ、ミュラー「決勝まで進みたい」

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[6.26 ブラジルW杯G組 アメリカ0-1ドイツ レシフェ]

 優勝候補にふさわしい盤石の試合運びだった。ボール支配率63%、パス成功率89%。スコアこそ1-0だったが、ドイツ代表アメリカ代表に付け入る隙を与えなかった。2勝1分としたドイツは、90年イタリアW杯から続く1位でのグループリーグ突破という記録をのばしている。

 fifa.comによると、ヨアヒム・レーブ監督は「今日はよく組織されていたし、試合を支配していた」と試合内容を賞賛。中でも決勝点を挙げたMFトーマス・ミュラーについても賛辞を送った。「ミュラーは身体的にも精神的にも充実している。とても頭がいい選手だし、ディフェンダーにとっては驚異だろう」。

 当のミュラーも「3試合で4得点を取れてとても良い気分だよ。なるべく上へ行けるようチームに貢献していきたいし、決勝まで進みたい」と手応えを語った。

 今大会のゴール数を「4」にのばしたミュラーは、ブラジルのFWネイマール、アルゼンチンのFWリオネル・メッシと並んで、得点ランキングトップに。前回南アフリカW杯では、5得点を挙げて史上最年少となる20歳で得点王になったミュラーは、24歳ながら大会通算得点を「9」としている。ドイツの先人たちの偉大なる記憶にも肩を並べそうな勢いだ。現アメリカ代表監督であるユルゲン・クリンスマンの「11」は今大会にも達成するかもしれない。いずれは、74年西ドイツW杯の優勝メンバーであるゲルト・ミュラーの「14」、そしてFWミロスラフ・クローゼのW杯最多得点記録「15」も視野に入るだろう。


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