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ウルグアイ協会はFWスアレスへの処分軽減申し立てへ

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 ウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、W杯グループリーグのイタリア戦でDFジョルジョ・キエッリーニに噛みつき、9試合の出場停止と4か月のサッカー活動禁止、さらに1000万円以上の罰金を命じられた。この処分に対して、ウルグアイサッカー協会は異議申し立てを行うようだ。

 試合中には処分を下されなかったスアレスだが、テレビカメラによってはっきりと記録されていた愚行は、やはり処分の対象となった。FIFAは26日に「ルイス・スアレス選手は公式戦9試合の出場停止とする。最初の試合は、FIFAワールドカップの次の試合。2014年6月28日に行われるコロンビア対ウルグアイになる」と声明を発表した。

 ウルグアイが勝ち上がるごとに、今大会以降にスアレスの出場停止処分が科される試合は減っていく。しかし、仮にコロンビアに敗れた場合は、その後の公式戦でも8試合に出場停止となり、ウルグアイは大エースを長期間、欠くことになる。

 この処分に対し、ウルグアイ協会のウィルマール・バルデス氏は記者団の取材に応じ、「現在、不服申し立てを行う準備をしている。そのために3日間、与えられている」とコメントし、「厳しい処罰だ。どのような話し合いが具体的に行われたか分からないが、スアレスにとってタフな処罰だ。ウルグアイはW杯から追い出された気分だよ。スアレスがウルグアイにとって、そして世界のサッカー界にとっても、どんな存在であるかは誰もが分かっている。スアレスのような選手を失えば、どんなチームにとっても打撃になる」と、その影響について語っている。

 この処分が確定すれば、スアレスは所属するリバプールでも2014-15シーズンのプレミアリーグで開幕戦から12試合、プレーできなくなる。


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