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日本と同じ敗因を口にするハン・グギョン「メンタルが弱かった」

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[6.26 ブラジルW杯H組 韓国0-1ベルギー サンパウロ]

 1分2敗の最下位でグループリーグ敗退に終わった韓国代表のMFハン・グギョン(柏)が試合後、日本の報道陣の取材に日本語で応じ、「後悔はないが、2試合目のアルジェリア戦が少し残念だった」と、率直な心境を語った。

 初戦のロシア戦は1-1で引き分けた韓国だが、第2戦のアルジェリア戦に2-4で大敗。得失点差の関係でベルギーに2点差以上で勝つことが決勝トーナメント進出の最低条件となっていた。

「アルジェリア戦が大きかった。最悪な試合をしてしまった」。そう振り返るハン・グギョンは準備の面で問題があったのではないかと指摘した。

「ロシア戦に準備する選手の姿勢、アルジェリア戦に準備する選手の姿勢がいつもと違った。メンタル的な部分が大きかった」

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督がメンタル面のアプローチに失敗したことを敗因に挙げたように、韓国にもメンタル面で誤算があったのだろうか。「(世界と)そんなに大きな差はないと思うけど、メンタル的な部分で少し弱かった」と繰り返した。

 日本、韓国を含めたアジア勢4チームは1勝も挙げることができず、全チームがグループ最下位で敗退した。「相手のレベルは高いけど、十分にできる。日本もそうだけど、自信が足りなかった」と悔やんだ。

 自身の今後について「Jリーグにいるか、いないか分からないけど、もしこれからもJリーグでプレーするなら、W杯はいい経験になったし、もっと強い気持ちを持ってがんばりたい」と話した24歳のMFは「次のW杯に出れるか、出れないか分からないけど、今回みたいな失敗はしない」と、2018年ロシアW杯でのリベンジを誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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