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FIFA:「L・スアレスは治療を受けるべき」

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処分が厳しいとの声には反論

 FIFAのジェローム・バルケ事務総長は27日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスへの処分について、“前科”があったことから厳罰処分になったと明かした。同事務総長は、L・スアレスには「治療」が必要だと話している。

 L・スアレスはW杯でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみついたとして、FIFAから9試合の出場停止と4か月のサッカー活動停止、10万スイスフランの罰金と重い処分を科された。ウルグアイはW杯で決勝トーナメントに進出したが、L・スアレスは出場できない。

 FIFAの処分にはウルグアイ大統領をはじめ、ディエゴ・マラドーナ氏など、一部から批判の声が上がっている。また、キエッリーニ自身も処分内容に厳しすぎる点があるとの見解を示した。

 これに対し、ヴァルケ事務総長は次のように話している。イギリス『スカイ・スポーツ』など、複数のメディアが伝えた。

「L・スアレスにメッセージ? 彼はあれ(かみつき)をやめる方法を見つけるべきだと思う。治療を受けるべきだ。確実に良くないのだからね。これは初めてじゃない。初めてならアクシデントだ。だが、2回以上なら、それはアクシデントではない。だから戒めとなるべき処分となった」

「処分が厳しすぎる? 常にそのように考える人はいるものだ。規律委員会は目にしたものに基づいて決定を下した。何百万人もの人が見ていたのであり、サッカーを見る世界中の子供たちに見てほしくないことだ。どこでサッカーをしていようが、人生で何をしていようが、こういうことがあってはならない」

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