[6.28 ブラジルW杯決勝トーナメント1回戦 コロンビア2-0ウルグアイ リオデジャネイロ]

　日本と同組となったグループCを3連勝で首位通過したコロンビア代表が、決勝トーナメント1回戦のウルグアイ代表戦でも強さを見せた。

　チームを率いるホセ・ペケルマン監督は「ウルグアイは手強い相手で、対戦相手を研究することは非常に大事だった。監督も素晴らしいですし、私たちにとって難しい試合になると思っていました」と試合後に語ったが、背番号10を背負うハメス・ロドリゲスの2ゴールで先行して試合を優位に進める。

　するとMFファン・グアドラードやJ・ロドリゲスら攻撃的な選手をベンチに下げて、MFアレクサンデル・メヒアやMFフレディ・グアリンら守備的な選手を投入して逃げ切りを図り、粘り強い守備でウルグアイを完封して2-0の勝利を収めた。

　手堅い采配で勝利を収めた指揮官は「チームは結束力を持って試合を進めることができました。コロンビア国民のために、良い試合ができてとてもうれしい」と同国初のベスト8進出を喜んだ。

　7月4日には開催国であるブラジル代表と対戦。勢いに乗るチームは、「コロンビアのために戦う」と語る指揮官の下、史上初のベスト4進出を果たすためにサッカー王国に挑む。

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