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[MVP of battle collection]4戦5発のハメス・ロドリゲスに世界が釘付け

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 世界の頂点を目指し、「白か黒か」勝負を決する2014 FIFAワールドカップ ブラジルに向け、アディダスが開発した「バトルコレクション」は、シンプルかつ斬新な白黒のバトルグラフィックを採用。「プレデター インスティンクト」「アディゼロ f50」「ナイトロチャージ1.0」「パティーク11 コア」の4モデルの中から選手はそれぞれのプレースタイルに合わせ、最も自分に適したスパイクを着用する。そんな“バトルプレイヤー”の中から、その日最も活躍した選手を「MVP of battle collection」として選出する。

 ブラジルW杯に現れたシンデレラボーイの勢いが止まらない。決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦で2得点を挙げたコロンビア代表のMFハメス・ロドリゲス(モナコ)はこれで4戦連発の計5ゴールとなり、得点ランキングでも単独トップに立った。

 16年ぶりのW杯出場を果たしたコロンビアの10番を背負う22歳は、母国の英雄であるバルデラマの後継者とされる同国期待の新星だ。とはいえ、大会が始まるまでは世界的なビッグネームではなかった。

 2010年7月にポルトに移籍し、ヨーロッパに渡ったハメス・ロドリゲスはリーグ戦3連覇に貢献するなど若くして頭角を現す。11-12シーズン、12-13シーズンは2シーズン連続で2ケタ得点を記録する一方、アシストも量産。広い視野からのパスセンス、レフティー独特のリズムから繰り出すドリブル、抜群の得点感覚――。オールマイティーに高い能力を発揮し、昨夏に移籍したモナコではいきなり10番を任された。

 フランスリーグではフィジカル面も強化され、180cmという体格の良さを生かし、中盤でも当たり負けしない。現代サッカーにおける新たな司令塔は、FWラダメル・ファルカオ不在のコロンビアを牽引する存在として注目されていたが、その期待をはるかに上回るパフォーマンスを見せている。

 グループリーグでは3戦連発を記録。ギリシャ戦(3-0)とコートジボワール戦戦(2-1)ではチームが挙げた全5得点に絡み、日本戦(4-1)も1-1の後半開始から途中出場し、1得点2アシスト。この日はウルグアイを相手に2ゴールを決めた。マン・オブ・ザ・マッチは早くも3回目。4戦連発の計5ゴールと、その勢いはとどまるところを知らない。

 急成長を続けるニューヒーローにホセ・ペケルマン監督は「彼のW杯になるかもしれない」と手放しで称賛する。今や世界中の目がコロンビアの10番に釘付けだ。決勝前日の7月12日に23歳となるハメス・ロドリゲス。最高のバースデーとするためにも、開催国ブラジルと激突する準々決勝が大きなヤマ場となる。

▼ハメス・ロドリゲスがブラジルW杯で着用する「バトルコレクション」の詳細はこちらから


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