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フランス2部クレルモン、新たな女性監督を任命

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コスタ前監督はクラブとの衝突で辞任

 フランス2部のクレルモンは28日、クラブの公式ウェブサイトで、元フランス女子代表のコリンヌ・ディアクル(39)を新監督に任命したことを発表した。契約期間は2年間となっている。

 クレルモンは今年5月、ポルトガル人のエレナ・コスタ監督を招へい。フランスで初めて女性監督がプロリーグの男子チームを率いることになるとして大きな注目を浴び、フランスのナジャト・ベルカセム女性権利相も祝辞を述べていた。

 しかしコスタ前監督は、クラブの対応に不満があるとして今月23日に辞任。選手の獲得や親善試合のアレンジが自身の関与しないところで決定されたとして、クラブの「敬意の欠如とアマチュアリズムに我慢ができない」と主張した。自分には実権が与えられず、クラブの「顔」として雇われただけだったと訴えている。

 これを受け、クレルモンは新監督としてまたも女性監督の招へいを決断。フランス女子代表でキャプテンを務めたディアクル新監督は、2007年から同代表の助監督を務め、2010年からは女子クラブのASJソヨーを率いていた。
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