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コーナーフラッグに飛び蹴り!途中出場のフンテラールが同点アシスト&決勝PK

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[6.29 ブラジルW杯決勝T1回戦 オランダ2-1メキシコ フォルタレザ]

 今大会初出場となったオランダ代表のFWクラース・ヤン・フンテラール(シャルケ)が1得点1アシストの活躍を見せた。

 1点ビハインドで迎えた後半31分、エースのFWロビン・ファン・ペルシーに代わってピッチに入ったフンテラール。その高さを生かしたシンプルなロングボールなどでメキシコを押し込むと、試合終了間際の後半43分に試合を振り出しに戻した。

 右CKをフンテラールが頭で後方に落とし、MFウェズレイ・スナイデルが右足を一閃。『FIFA.com』のインタビューに応じたフンテラールは「CKからのボールが来たとき、ゴールするのは難しいと思った。だからボックス内に落としたんだ」と振り返る。

「だれかいるのかどうかは分からなかった。でもウェズレイがいてくれた。完璧なシュートだったね」。ジャストミートしたスナイデルのボレーシュートには、さすがのGKギジェルモ・オチョアも反応できず。土壇場で同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはMFアリエン・ロッベンがPKを獲得した。

 キッカーを務めたのがフンテラールだった。「とにかく集中しようとした。周りの声に邪魔されないようにね」。バスケットボールのようにボールをバウンドさせてからセットした。

「自分のやるべきことに集中するためにボールをバウンドさせたんだ。そしてコーナーを狙うことに決めた。うまく決まってくれたね」。左隅を狙ったキックはGKの逆を突き、ゴールネットに吸い込まれる。「信じられない気持ちだったよ。夢が叶ったんだ」。得点後は興奮のあまり、コーナーフラッグに飛び蹴りを見舞ったフンテラール。今大会初出場でチームを勝利に導く1ゴール1アシストに会心の笑みを見せた。


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