日本代表FW岡崎慎司が「ワールドカップを終えて」とのタイトルで自身のブログを更新した。

「今、僕がどんな言葉を発したとしても、何かを取り戻す事は出来ないでしょう」と冒頭で綴ると、まずは「僕たちがどれだけ逆境に追い込まれても最後まで信じてくれたサポーターのみなさんに感謝します」と応援してくれた人たちへ感謝を伝えた。

　しかし、その期待に応えられなかったことを悔やみ、日本代表として戦う厳しさを分かっていたつもりだったけど、今なら代表の重みをもっと理解できると、心境を明かしている。

「勝ちたい!　とかじゃなく、100%勝たなきゃいけない!　それが日本代表なんだ!　と感じました。なんだっていい!　どんなスタイルだっていい!　なりふり構わず勝利を目指した時に、もしかしたらスタイルが出来るのかもしれない。まだ何も考えられずにいるけど、それだけは少し思う」

　そして、「1人の人間として大好きなチームでした!　甘いと言われるかもしれないけど、それは紛れもない事実です!」と4年間をともに歩んだチームメイト、監督、スタッフへの感謝を綴っている。

「このメンバー最高やなって思えるのは、1人の人間としては、勝つことと同じくらい幸せな事。それを今回の日本代表チームでも感じます。(アルベルト・ザッケローニ)監督が通訳と号泣しながら解散を告げる話をしている時、『この大好きなチームが終わるんや』と思うと、改めて自分が何の役にも立たなかった事、そしてW杯は勝利がすべてだと思う自分がいました」

　最後に今後に向けて意気込みを示している。「最高の仲間と最高の結果。次の大会こそは二つの幸せをつかみたい!　僕は当然2018年にロシアで開催されるW杯を全力で目指します」と4年後のロシアW杯に向けて突き進むことを誓った。

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