ベルギー戦はアルジェリア人主審が担当

　アメリカ代表は1日、W杯決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。ユルゲン・クリンスマン監督は、審判選びが妥当ではないと考えているようだ。

　ベルギー対アメリカを担当するのは、アルジェリア人のジャメル・ハイムディ主審。クリンスマン監督は、2つの点でこの選考に疑問を持っている。まず、ベルギーとアルジェリアはフランス語でやりとりができる点で有利であること。そして、2010年のW杯でアメリカがアルジェリアを破ったことだ。

　30日、クリンスマン監督が次のように話した。

「各試合で適切な審判団を割り当てることがFIFAにとって難しいことだというのは理解できる。慎重にやっていることだろう。ただ、それはそれだ。我々は決定を尊重するし、すべてうまくいくことを望んでいる」

「彼がこれまでに2試合をうまくさばいたことを知っている。明日もそうなればと願っているよ」

　ベルギー戦には自信を持っているようだ。

「我々はとてもハングリーで、集中している。ベルギーに敬意を持っているが、恐れはない。すべての選手が限界までプレーすれば、ポジティブな結果を得られるという自信がある」

　今大会はここまで、グループ首位通過のチームが決勝トーナメント1回戦で勝っている。アメリカはベルギーを倒せるだろうか。

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