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10番対決あおる周囲を牽制 ネイマール「スペクタクルを見せる必要はない」

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 ブラジル代表のFWネイマールが2日、ベースキャンプ地で記者会見に出席し、負傷からの完全復活をアピールした。

 6月28日に行われた決勝トーナメント1回戦・チリ戦で太腿と膝を痛めたが、「もう痛みはない。練習での感触も良かったし、問題ない」と、4日の準々決勝・コロンビア戦出場を明言した。

 チリ戦はPK戦にもつれ込む死闘となった。PK戦で5人目のキッカーを務めたネイマールは試合後に涙も見せた。それだけ苦しんだ末の勝利だったが、地元メディアはその試合内容を厳しく批判。『FIFA.com』によると、ネイマールはこうした報道に不快感を示している。

「いつも4-0、5-0で勝てるわけではない。僕はショーを見せたいわけじゃない。スペクタクルを見せる必要はないんだ」。華麗なサッカーよりもチームの勝利。優先すべきは内容よりも結果だ。

「僕たちは最後まで走り、勝つためにここにいる。もしもブラジルが1-0で勝つなら、自分が何もできなくても幸せだ。それは素晴らしいことだ」

 同じ22歳、同じ背番号10のMFハメス・ロドリゲスとの対戦が注目されているネイマール。個人の対決をあおる周囲の声を牽制するように、チームの勝利が最優先であることを強調した。


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