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レアル名誉会長のディ・ステファノ氏が死去

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 レアル・マドリー名誉会長のアルフレッド・ディ・ステファノ氏が7日午後5時15分、マドリード市内のレゴリオ・マラニョン総合病院で死去した。88歳だった。

 ディ・ステファノ氏は5日夕方、サンチャゴ・ベルナベウ付近のレストランを出たところで心臓発作を起こし、病院に搬送。救急隊員の処置でいったんは心停止状態を脱したと言われていたが、7日に亡くなった。

 クラブは歴代最高の選手であったディ・ステファノ氏の死去を悼み、以下の公式声明を発表している。

「レアル・マドリー会長フロレンティーノ・ペレスとクラブ首脳陣はその息子たちや家族、友人に哀悼の意とそのすべての愛情を表します。レアル・マドリーは世界中のマドリディスタや全時代で最高の選手死去を悲しむ人々の哀悼の意を示します」

 アルゼンチン出身のディ・ステファノ氏は現役時代、1953年から1964年までレアルでプレー。公式戦396試合に出場し、史上2番目となる308得点を記録し、クラブ史上最高の選手と言われている。

 リーガエスパニョーラ優勝8回、欧州チャンピオンズカップ(現・欧州チャンピオンズリーグ)5連覇などを達成。1957年、1959年にバロンドールを獲得し、1989年にはフランスフットボール誌より歴史上唯一となるスーパー・バロンドールを受賞した。

 監督としても1982-83シーズンからの2シーズンと1990-91シーズンの計3シーズン、レアルを指揮。1990-91シーズンにはスーペル・コパを制した。2000年からはペレス氏の会長就任に伴い、レアルの名誉会長に就任していた。


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