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ギグスがファン・ハール新監督を称賛「確固たる哲学がある」

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 マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグスアシスタントコーチが10日、会見を行い、新監督に就任するルイス・ファン・ハール氏を改めて歓迎した。公式サイトが伝えている。

 ファン・ハール氏は現在、オランダ代表を指揮してブラジルW杯を戦っている。惜しくも9日の準決勝でアルゼンチンに敗れ3位決定戦に回ることになったが、奇をてらった采配は今大会でも冴えをみせている。チームの早期立て直しを図るマンチェスター・ユナイテッドで、どのような手腕を振るうかが注目されている。

「ファン・ハール監督には確固たる哲学があり、彼はそれに沿って指揮を執る。彼はユナイテッドの監督になることを恐れていない。本人は楽しみにしている。彼はバイエルンやバルセロナなどビッグクラブを率いてきた。もちろん、個人的にはユナイテッドがその中でも一番大きなクラブだと思っている」

「彼は挑戦を恐れない。何も恐れていない。仕事をするのが待ちきれないようだ。彼には経験がある。ただし、簡単ではない。プレミアリーグはタフなリーグだ。だがそれ故に私たちは挑戦する。彼はスタッフや選手たちに何を求めているかを包み隠さずはっきりと言ってくれたので本当に楽しみだ」

 新監督への信頼を強調したギグスコーチだが、補強についても意見をかわしていると話している。

「ブラジルに向かって、監督と少し話をした。入団する可能性がある選手、そして退団する可能性がある選手について話した。彼の仕事のやり方、彼が何を好きなのかを見極めると同時に、ユナイテッドについて彼が知らないかも知れない内部事情について情報を与えた。実際彼はよく知っていた。だが、どんな小さなことでも助けになりそうな情報は与えた。昨シーズンについては長々と話さなかった」

 W杯後、ユナイテッドは7月23日にLAギャラクシーと対戦。その後、アメリカ国内で行われるインターナショナルチャンピオンズカップに参戦し、26日にローマ、29日にインテル、8月2日にR・マドリーと対戦する。

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