気の緩みは許さない

　ドイツ代表DFペア・メルテザッカーは、ワールドカップ(W杯)準決勝の大勝に浮かれないことが大事だと気を引き締めているようだ。

　ドイツは準決勝でホスト国ブラジルと対戦し、7-1で歴史的な勝利を収めた。しかし、まだ優勝トロフィーを手にしたわけではない。メルテザッカーはパフォーマンスの質が落ちるようであれば、アルゼンチンとの決勝で確実に負けると考えている。

　同選手のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』が以下のように伝えた。

「僕たちはブラジル戦と同じようにやらなければいけない。そうじゃなきゃ、チャンスはないよ。ブラジル戦の僕たちのパフォーマンスは、ほぼ100%だった。パス、ゴール…スタッツを見たら、すべてがうまくいっていたね。でも、それを5%下げたら、僕たちにチャンスはない」

「(7-1で勝ったことは、)僕たちにとって危険だ。それによってフォーカスを失うようなことがあってはいけない。落ち着いて、状況をしっかり理解する必要がある。目標は決勝で勝つことなんだ」

　W杯決勝は、13日にマラカナンで行われる。

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