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モウリーニョ:「メッシは犠牲を払っていた」

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サベジャ監督の交代策には疑問

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、ワールドカップ(W杯)決勝でドイツ代表に敗れて準優勝に終わったアルゼンチン代表のエースFWリオネル・メッシを擁護している。

 今大会で24年ぶりの決勝進出を果たしたアルゼンチンだが、決勝では0-0で迎えた延長戦の末に相手MFマリオ・ゲッツェに決勝点を決められ、優勝を逃している。しかし、メッシは試合後ゴールデンボール(大会MVP)に選ばれた。

 メッシがゴールデンボールを受賞したことに関しては、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が不当だと主張するなど、議論を呼んでいる。だが、モウリーニョ監督はメッシが評価に値するパフォーマンスを披露したと述べている。同監督の『ヤフー』に対するコメントを、スペイン『アス』が伝えた。

「メッシはチームのために犠牲を払った。大会最優秀選手になること以上に、勝利を求めていた。彼は自分が得意ではない場所でプレーしていたんだ。私は、彼の行いに敬意を表したい」

「代表と所属クラブでプレーすることは同じではない。彼が良さを示すためには、イグアインの後方でプレーして、突破のチャンスをうかがえば良かった。W杯に出場した経験のある選手が全員同じことを言えるわけではない」

 一方で、アレハンドロ・サベジャ監督の采配に疑問を呈している。

「私は、なぜ後半からラベッシがベンチに下がったのかを知りたい。アルゼンチンは前半、4選手から成る2つのラインをつくっていた。ペレスが絞ることでラームのスペースを封じ、逆サイドではラベッシが同じようにしてスペースを封じていた」

「アルゼンチンは心地良くプレーしていた。守備がうまく機能している間、メッシは歩いて休むことができた。そうすることで、ボールを奪ってから彼に渡して、違いをつくるためのエネルギーを蓄えていたんだ」

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