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大久保2戦連発で今季10点目、川崎Fが清水に快勝し2連勝

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[7.19 J1第15節 清水0-2川崎F アイスタ]

 川崎フロンターレがアウェーで清水エスパルスに2-0で快勝し、中断明け2連勝を飾った。エースのFW大久保嘉人はブラジルW杯後、2試合連続ゴール。早くも今季2ケタの10得点目となった。

 立ち上がりはホームの清水がペースを握った。前半12分、左サイドからドリブルで切れ込んだFW高木俊幸の右足ミドルがDFに当たってクロスバーを直撃。同30分には高木俊の右クロスからFW大前元紀がダイビングヘッドで狙ったが、GK杉山力裕がかろうじて体に当てて防いだ。

 川崎FはMF中村憲剛、MF大島僚太のダブルボランチが鋭い縦パスを狙い、大久保とFW小林悠の2トップが裏に抜け出すシーンもあったが、なかなかいい形でフィニッシュまで持ち込めない。清水は前半36分、左クロスを捉えたFWノヴァコヴィッチのヘディングシュートがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定だった。

 スコアレスで折り返した後半は一転、川崎Fがリズムよく試合を進めた。後半3分、小林のパスを中村がスルーし、大久保が右足でシュート。これは枠を捉え切れなかったが、後半9分、右サイドの高い位置で細かくパスを回し、DF小宮山尊信が中村とのワンツーで縦に抜け出すと、クロスボールを小林がヘディングで叩き込んだ。

 均衡を破った川崎Fは後半17分に追加点。MF森谷賢太郎からパスを受けた小林のシュートが左ポストに当たって跳ね返ったところに大久保が詰め、スライディングしながら右足で押し込んだ。2戦連発の大久保はこれで今季10得点目。試合後のインタビューでは「来るかなと思いながら走っていた。下がスリッピーで速かったので、滑りながら押し込んだ」と、得点シーンを振り返り、「優勝するチームだし、このまま勝ち続けていかないといけない」と、連勝にも満足することなく話していた。


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