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ヤングパワー炸裂、南&杉本の21歳コンビ弾で東京Vが磐田を粉砕!!

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[7.20 J2第22節 磐田1-2東京V ヤマハ]

 J2は20日、第22節を各地で行い、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田東京ヴェルディをホームに迎えた。前半にともに93年生まれの21歳のMF南秀仁とFW杉本竜士のゴールで2点を先行した東京Vが、磐田の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。

 試合開始早々の前半3分、高い位置でボールを奪ったMFニウドがファーストシュートを放つなど、東京Vが序盤から積極的な姿勢を見せる。すると前半15分には19歳のMF澤井直人のスルーパスに反応したMF南秀仁が鮮やかなターンから右足でゴールネットを揺らして、先制に成功した。

 対する磐田は前節京都戦で2得点を奪ったFW前田遼一を負傷で欠き、なかなか攻撃の形を作れない。前半19分にFWポポが強烈なミドルシュートを放ったがGK佐藤優也にセーブされ、こぼれ球を1トップに入ったFW金園英学が詰めるも再び佐藤の体を張った守備に遭って同点には追い付けない。

 すると、東京Vが再びスコアを動かす。前半23分、19歳のDF安在和樹の縦パスから一気にPA内にボールを持ち込んだFW杉本竜士が、DF伊野波雅彦を一瞬のスピードで振り切ってシュートコースを作り出す。豪快に左足を振り抜くとボールは一直線にゴールネットに突き刺さり、鮮やかな追加点を奪った。今季初先発の杉本は三浦泰年監督の期待に応え、うれしいJ初ゴールを記録した。

 2点のビハインドを背負った磐田はポポが強烈なミドルシュートでゴールを脅かすだけでなく、前半38分にはFW山崎亮平がドリブルでPA内に持ち込むがシュートは佐藤に防がれてしまう。さらに同42分には金園が負傷交代するアクシデントに見舞われてしまった。

 後半に入っても東京Vの猛攻が続く。J初得点を奪った杉本が積極的にゴールを狙うだけでなく、後半16分にはFW常盤聡がGKとの1対1を迎えるがGK八田直樹のセーブに遭った。攻め込みながらも追加点を奪えない状況が続くと、磐田が一瞬の隙を突いてゴールを奪う。後半18分、MF松井大輔のパスから右サイドを抜けたポポのグラウンダーのクロスを逆サイドに走り込んだ山崎が流し込んで、1点差に詰め寄った。

 東京Vはその後、ともに19歳のMF安西幸輝やDF吉野恭平らを投入して、磐田の反撃をしのぐ。そのまま逃げ切った東京Vは第13節以来、9試合ぶりの白星を獲得した。


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