[7.21 Fリーグ第5節 仙台1-5浜松 仙台]

　Fリーグは21日に第5節を各地で行い、仙台市体育館ではヴォスクオーレ仙台とアグレミーナ浜松が対戦した。互いに今シーズン勝利がない状況で迎えた一戦は、浜松が5-1で快勝。リーグ3年目でホーム未勝利の浜松が、仙台のホーム初勝利を阻止し、今季初勝利を収めている。

　保田健二朗監督が体調不良のため、休養することになった浜松は、日本代表GK川原永光もベンチ入りせず、GK石黒紘久が先発出場した。対する仙台は、ホーム開幕戦に続き元ベガルタ仙台のFP千葉直樹がメンバー入りし、先発している。

　前半から攻勢の浜松は、18分にFP中村友亮からのパスを受けたFP松本行令がゴールを決めて、1点をリードして前半を折り返す。後半に入ると、9分にFP田中充彦、11分に再び中村からのパスを受けたFP江藤正博が追加点を挙げて、一気にリードを広げた。

　仙台はパワープレーを開始するが、浜松の攻勢は止まらない。後半12分に松本が、この日2点目のゴールを決めると、同16分にはFP蓮池紳吾も第2PKを決めて、5点差にリードを広げた。ホームの仙台も、ようやく後半18分にFP唐澤広彰が1点を返したが、反撃もここまで。シュート数でも43対26と圧倒した浜松が、嬉しい今季初勝利を挙げている。

　次節、仙台はホームで名古屋と、浜松もホームで神戸と対戦する。

ヴォスクオーレ仙台 1-5 アグレミーナ浜松
<得点者>
[仙]唐澤広彰(38分)
[浜]松本行令2(18分、32分)、田中充彦(29分)、江藤正博(31分)、蓮池紳吾(36分=第2PK)