beacon

長いトンネル抜けた…清水が柏に3発快勝で3か月ぶり白星

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.27 J1第17節 清水3-0柏 アイスタ]

 清水エスパルスはホームで柏レイソルに3-0で快勝し、4月26日の仙台戦(1-0)以来、8試合ぶりの白星を挙げた。柏は前節・広島戦(2-5)に続く大量失点で2連敗。リーグ再開後、勝利がなく、これで4試合勝ちなし(1分3敗)となった。

 2試合連続の零封負けで連敗中だった清水が、その鬱憤を晴らす快勝劇を飾った。前半30分、高い位置でボールを奪い、FWノヴァコヴィッチが右サイドに展開。FW大前元紀が右足アウトサイドでゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、走り込んだノヴァコヴィッチがGKよりも一歩早く追いつき、右足のループシュートでゴールネットを揺らした。

 前半45分にもMF本田拓也の左足ミドルがポストを直撃するなど良いリズムで前半を終えた清水は後半に折り返しても、そのペースを落とさない。後半4分、高い位置からプレッシャーをかけた大前がボールをカットし、こぼれ球を拾ったノヴァコヴィッチが右足でシュート。至近距離でGKが弾いたボールがDF渡部博文の体に当たって跳ね返り、転々とゴールラインを越えた。

 後半13分にはFW高木俊幸の右CKをDF平岡康裕が打点の高いヘディングで叩き込み、3-0。この日がJ1通算150試合出場の節目の一戦だったセンターバックのメモリアルゴールで試合を決定づけた。守っても柏の反撃をシャットアウト。降格圏転落の可能性もあった前半戦ラストゲームを完封勝利で飾った。


▼関連リンク
[J1]第17節 スコア速報

TOP