beacon

[Fリーグ]大阪退団のFP永井が挨拶、C大阪の弟・龍への感謝も

このエントリーをはてなブックマークに追加

 Fリーグのシュライカー大阪は、クラブの公式フェイスブックでFP永井義文の挨拶を掲載した。セリエAクラブに移籍する永井は、26日に行われた大阪vs北海道の試合後にファン・サポーターに挨拶をした。

「7月31日をもちましてシュライカー大阪を退団する事になりました永井です。8月にフットサル、セリエAに移籍するため、イタリアに行きます」と、切り出した永井は、「今日は本当に良いゲームだったと思います。こういう勝てる試合から負けてしまうというのもフットサルだし、それがフットサルの醍醐味だと思います。それを改めて感じました」と、1-4で逆転負けした試合を振り返った。

 そして、「この話す機会を頂いて、何を話そうか考えたんですけど…。やっぱり感謝の気持ちとか、ありがとうの気持ちが一番浮かんで来て今日戦っているメンバーもそうですし、チーム、スタッフ、サポーター、ファン、スポンサーの皆さんに本当に支えられた6年間でした。2年間サテライトで過ごして、それからトップチームで出させて頂いて本当にたくさんの出来事がありました」と、自身の記憶を辿った。

「デビュー戦で緊張しすぎて足、ガクガクになって、膝の靭帯切った事もあったし、緊張しすぎて優勝決まるPK外して優勝逃したこともあったし、これでシュライカーのチームメイトに迷惑かけて本当に申し訳なかったっていう気持ちも大きく占めているのが僕の感想です」

「でも、このチームに支えられてここまで来れたっていうのが自分自身の財産だし、チームメイトだけでなく、友達、小学校時代から教えてくれたコーチ、セレッソ時代のみんな、大学時代の仲間、そして家族。特に家族にはいつも苦しいときに支えてもらって、家族は本当に僕の事を疑わず、ずっと信じてくれてたと思ってます」

 また、永井は欧州移籍を決めた大きな要因の一つに、Jリーグのセレッソ大阪でプレーする実弟であるFW永井龍の存在があることも明かした。「その家族の中でも、今セレッソで頑張ってる龍っていう弟が居るんですけど、その弟から刺激をもらって、(サッカー世代別日本)代表でずっと活躍している弟を見て、僕も代表を目指そうと思いましたし、それを実現する事が出来たと思います」と言い、次は弟に自分から刺激を与えたいと誓った。

 もちろん、不安がないわけではない。「向こうでは家族も、今のチームメイトも、ここで支えてくれる皆さんも、向こうに行ったら誰もいないので、一人で戦わないといけないんですけど、皆さんへの感謝の気持ちと支えを常に心に持ちながら向こうでも戦いたいと思ってます」と、日本で応援してくれた人たちの気持ちを忘れずに戦う決意を口にした。

 最後に永井は、観戦した試合から大きな影響を受けたことを伝えている。「今日、試合を観て、僕自身も楽しかったし、『フットサル、Fリーグっていいな』って、思ったんで昔から一緒に戦ってる瀬戸(彬仁)くんとか(佐藤)亮くんとかミツくん(松宮義充)とかフクローさん(奥田亘)とかテツくん(村上哲哉)とか江口(孝一)もそうですし、本当にみんなで積み上げて来たシュライカーなんで。これからもFリーグ、こういう楽しいゲームを…。今日負けはしましたけども、また会場に足を運んで頂いてシュライカー大阪とFリーグの試合を観に来て頂けたらと思います。僕もまたいつか大阪のピッチに帰って来てまた8番を着けて皆さんと戦えるよう向こうでも頑張ってくるので今後とも応援よろしくお願い致します。本日はどうもありがとうございました!」と、挨拶を締めくくった。

TOP