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外国籍選手過剰のチェルシー。放出するのはトーレス? ミケル? それともチェフ?

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 プレミアリーグのチェルシーは、外国籍選手を一人、放出しなければいけない状況になっている。FWディディエ・ドログバが復帰したチェルシーは、外国籍選手が18名在籍しているが、プレミアリーグと欧州CLでは、21歳以上の外国籍選手は17名までしか登録できない。

 ジョゼ・モウリーニョ監督は、「現在のチームから一人を放出する必要がある。外国籍選手が、一人多いからね。この選手たち全員がチームに残らなければいけないと思っているとすれば、間違いだ。一人は出て行かなければいけない」と話している。

 ドログバに加え、FWジエゴ・コスタも獲得したこともあり、モウリーニョ監督はFWフェルナンド・トーレスの放出を希望しているとされている。しかし、高額な移籍金と年俸がネックになり、新たな移籍先を見つけるのは、簡単ではない。

 トーレスの放出に失敗した場合、ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルも放出の候補に挙げられている。しかし、現時点でオファーはないようで、その場合はパリSGなど、複数のクラブが興味を示しているGKペトル・チェフの放出を迫られる可能性もあるという。

 GKには、チェフだけでなく、ベルギー代表GKティボ・クルトワ、元オーストラリア代表のマーク・シュウォーツァーと3人の外国籍選手が在籍している。シュウォーツァーは、新たに1年契約を結んだばかりであり、チェフとクルトワの両者を残したい指揮官の希望が叶わないかもしれない。

 なお、放出が噂されているベルギー代表FWロメウ・ルカクは21歳以下のため、このルールとは関係ない。また、バルセロナから加入したスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、アーセナルで8シーズン過ごしており、自国育ちの選手に認められるため、外国籍枠には数えられない。

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