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モウリーニョ:「ルカクにポジションを約束できなかった」

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エバートン移籍が決定

 チェルシーは30日、FWロメル・ルカクのエバートンへの完全移籍を発表した。ジョゼ・モウリーニョ監督が同選手の放出を決めた理由を語っている。

 3年前にチェルシーに加入しながらも、過去2年間をレンタルで過ごし、チェルシーでは十分にチャンスを得ることができなかったルカク。今季こそはチェルシーでのポジション奪取に挑戦するのではないかとも見られたが、昨季のレンタル先だったエヴァートンに完全移籍することが決まった。

 30日に行われたフィテッセとの親善試合の試合後に、モウリーニョ監督はルカクについてコメントした。クラブ公式サイトやイギリスメディアが伝えている。

「まず何より、ロメルは自分のメンタリティーをいつも非常に明確にしていた。彼はチェルシーでのプレーを望んでいたが、ファーストチョイスのストライカーになることも明らかに望んでいた」

「我々のような規模のクラブでは、一人の選手にそれを約束するのは非常に難しいことだ。そのことで、彼が我々のチームでプレーしたいという意欲はたちまち減少した」

 移籍金2800万ポンドでの放出は、ファイナンシャル・フェアプレーへの対応も意識してのことだと指揮官は語る。

「ファイナンシャル・フェアプレーは、常にチェルシー経営陣の頭にあることだ。ファイナンシャル・フェアプレーのために好影響をもたらすような動きをするチャンスがあれば、チェルシーは常に状況を分析する」

「重要なのは、彼がハッピーであり、物事が彼のためにうまくいくことだ。彼には彼のキャリアプランのやり方がある。我々にできるのは、彼の幸運を祈ることだけだ」


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