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W杯3位のオランダ、名将ヒディンク氏の復帰を正式発表

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 オランダサッカー協会(KNVB)は1日、代表監督に内定していたフース・ヒディンク氏(67、写真中)と正式契約を結んだことを発表した。契約は2016年に開催される欧州選手権まで。アシスタントコーチには元オランダ代表のダニー・ブリント氏(52、写真右)の続投と、ルート・ファン・ニステルローイ氏(38、写真左)の入閣が正式に発表されている。

 なお、ヒディンク監督退任後から2018年のW杯までは、ブリント氏が引き継ぐことも正式決定している。

 オランダ代表は今夏行われたW杯では準決勝でアルゼンチン代表にPK戦の末に惜敗。しかし3位決定戦ではブラジル代表を2-0で下し、無敗(PK負けは公式記録上引き分け)の3位に輝いていた。

 だが代表を率いたルイス・ファン・ハール監督は、ブラジルW杯を最後に退任することを早々に発表しており、大会後はマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任。KNVBの対応も早く、今年3月にはヒディンク氏が代表監督に復帰することを発表しており、今回、正式契約に至っている。

 ヒディンク氏はオランダ出身の現在67歳。これまでクラブ、ナショナルチームの両方で輝かしい成績を残してきた。母国オランダ代表の指揮はこれで2度目。前回、1995年に就任すると、98年フランスW杯ではベスト4に導いている。その後も2002年には韓国代表を4位に躍進させるなど、世界的名将の名を欲しいままにしている。

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