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[総体]日本一経験チームを3連破!!広島皆実が野洲を3発撃破

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[8.4 全国高校総体3回戦 野洲高1-3広島皆実高 韮崎市営御勅使サッカー場]

 広島皆実高(広島)は3回戦で野洲高(滋賀)を3-1で下し、8強入りを決めた。6日の準々決勝では青森山田高(青森)と対戦する。全国高校総体初の3回戦進出を果たした野洲だが、初のベスト8はならなかった。

 立ち上がりに勝負を決めた。広島皆実は試合開始早々の前半2分、FW俵脩造(3年)の2戦連発となるゴールで先制。前日3日の2回戦・市立船橋高戦(3-2)で2ゴール1アシストを記録し、0-2からの大逆転勝利の立役者となった背番号11が、この日も貴重な一撃を見舞った。

 幸先の良いスタートを切った広島皆実は一気に加点する。先制から4分後の前半6分、DF重政健斗(3年)のロングパスからMF横路翔太(3年)が右足で追加点。同14分には俵の左クロスが相手のオウンゴールを誘い、3-0と突き放した。

 前半14分までに3ゴール。前半のシュート数は2本だったが、効率よく得点を重ね、前半の35分間で野洲にシュートを1本も打たせなかった。野洲は後半4分にFW村上魁(2年)の今大会初ゴールとなるPKで1点を返すが、反撃及ばず。広島皆実が準々決勝に駒を進めた。

 1回戦で12年度全国高校選手権優勝の鵬翔高(宮崎)に2-1で競り勝ち、2回戦では前回王者の市立船橋に3-2で逆転勝ち。この日は“セクシーフットボール”を代名詞に05年度の全国高校選手権を制した野洲を打ち破った。日本一経験チームを3連破しての8強入り。6日の準々決勝では、やはり05年の全国高校総体で優勝している青森山田と激突する。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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