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初タイトルにも気を引き締めるファン・ハール「もっとも重要なのはスウォンジー・シティ戦」

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[8.4 ギネス・インターナショナル・チャレンジ杯 リバプール1-3マンチェスター・U]

 マンチェスター・ユナイテッドは、4日に行われたギネス・インターナショナル・チャレンジ杯の決勝でリバプールに3-1で勝利した。無冠に終わった2013-14シーズンを経て、ルイス・ファン・ハール監督を指揮官に招き、復権を目指すチームは、理想的なスタートを切れたといえる。

 初のタイトルを獲得した試合後、オランダ人監督は会見で「アメリカにいるファンにとっても喜ばしいことだが、リバプールに勝ったということは、ホームのファンにとっても喜ばしいことだろう」と切り出し、「ファンに多くの喜びを与えることができたと思うし、それは重要なことだ。プレシーズンであっても、負けることより、勝利する方が良い。だが、もっとも重要なのはスウォンジー・シティ戦だ。その試合こそ、私たちが勝たなければいけない一戦だ」と、16日のリーグ開幕戦に気を引き締めた。

 前半は沈黙したユナイテッドだが、後半に入って輝きを見せた。試合を動かしたのは、FWウェイン・ルーニーだった。左足でダイレクトシュートを流し込んだイングランド代表は、決勝後に大会MVPに選出された。

 ファン・ハール監督は「彼は常に勝者だ。彼は賞に相応しいと思う。多くのゴールを挙げ、アシストも記録したからね」と、ルーニーを称える一方で、守備陣への評価を続けた。「でも、私たちは守備の面でも上手くいっていた。この大会のMVPに選ばれてもおかしくないDFは、たくさんいたと思う」。

 この遠征を選手を見極める期間としていたファン・ハール監督。早くも結果を出した指揮官は、イングランドに帰国した後、戦力外となる選手たちに、その旨を伝え、戦力を整えてシーズン開幕を迎える。

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