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バルサ、L・スアレスとの契約に「かみつき条項」はなし

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W杯での事件で獲得を考え直すことはなかったと明かすバルトメウ

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、FWルイス・スアレスの契約に、かみついた際の条項が含まれていないと明かした。

 ウルグアイ代表のL・スアレスは、ワールドカップ(W杯)でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみつき、FIFAから4か月のサッカー活動停止処分を科された。だが、バルトメウ会長はアメリカ『CNN』のインタビューで、W杯前から関心を寄せていたL・スアレスの獲得に影響はなかったと話している。

「ノー、ノー。我々が決定を考え直すことはなかった。かみつきの後に、ルイスとも話したんだ。彼は自分が間違ったことを分かっていた」

「彼は謝罪したね。それは我々にとって非常に重要なことだ。自分が適切なことをしなかったことを彼が分かっているという意味だからね。もちろん、我々の街、我々のクラブに来て、彼はマネジメントされていく。リバプールでの彼は完璧な選手だったからね。リバプールのファンがそう言えるはずだ」

 L・スアレスがかみついたのは、今回が初めてではない。これまで3度かみつき事件を起こしている同選手だが、バルトメウ会長は今後も同じ問題が起きる可能性を心配していないのだろうか。

「それが問題だね。多くの人が我々にそれを聞いている。あるかどうか分からないことについて話すことはできない。分からないよ。我々に分かっているのは、我々はこの責任を受け入れ、彼もそれを望んでいるということだ」

 そして、バルトメウ会長はL・スアレスがかみついた際の保険となる条項を契約に織り込んではいないと明かしている。

「ノー。条項はない。存在したとしても、我々がそれを言うことはないだろう。だが、存在しないんだ」

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