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古巣ユーベと初対戦のデル・ピエロ 「少し不思議な感じ」

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Aリーグ選抜の一員として「たった一つの愛」との一戦に

 アジアツアー中のユベントスは10日、オーストラリアでAリーグのオールスターとの親善試合に臨む。FWアレッサンドロ・デル・ピエロにとっては、古巣ユベントスとの初の対戦だ。

 2012年に契約満了でユベントスを退団し、シドニーFCに加入したデル・ピエロ。そのシドニーFCとの契約延長が実現せず、新天地がどこになるか注目されている同選手は先日、現役引退の可能性を否定している。

 今後への注目が集まる中、デル・ピエロはAリーグのオールスターの一員として古巣ユーベとの試合に臨む。自身の公式ウェブサイトで、同選手はオーストラリアサッカーやユベントスへの想いを次のように語った。

「この数日はシドニーでものすごく興奮している。こんな偶然があるとは思いもしなかった。白と黒…僕の歴史であり、僕の人生である2つのカラーだ。ユベントス・スタジアムでのあの2013年5月13日以降を一言で言うなら、One Loveだ」

「本当にみんなに感謝したい。そしてそれを、自分が好きな、自分が最も居心地良いと感じる場所、自分の家で感謝したいと思っている。ピッチのことさ」

「日曜の試合は、過去を少し振り返る瞬間にもなる。そして、このような重要な機会で、これほど偉大なチームを前に、あらゆる点でオーストラリアサッカーの動きがいかに成長したかを見る瞬間となる。この2年間、その発展に自分も貢献できたことをすごく誇りに思うよ。オーストラリアサッカーの動きはここで止まらないと確信している」

「ピッチの向こう側で、別のユニフォームを着ているのがユベントスであることは分かっているよ。でも、僕にとってどんな意味かを説明する必要はあるだろうか?」

 また、デル・ピエロは試合を前にしたイベントの場で、冗談を交えながら次のようにコメントしている。『トゥットスポルト』などイタリアメディアが伝えた。」

「もちろん、少し不思議な感じだろうね。でも、このイベントに参加できてうれしい。勝てるかどうかは分からないけど、たくさん走ることだけは確かだよ。あとは、僕の昔の仲間たちが、長距離移動で疲れているかもしれないしね。それに、彼らが夜遊びしたいのなら、いくつかお勧めの場所があるよ(笑)」

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