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先制点のG大阪DF今野がGK東口を絶賛「現在のGKに必要な要素をすべて持っている」

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[8.9 J1第19節 大宮0-2G大阪 NACK]

 立ち上がり、ボールを保持した大宮アルディージャに対し、自陣からのロングカウンターでゴールを狙ったガンバ大阪。互いに決定機をつくり合う中で、均衡を割ったのは、G大阪だった。前半27分、セットプレーから、FW宇佐美貴史、MF阿部浩之が立て続けにシュートしたが、体を張った大宮の守備に阻まれる。それでも、最後にはゴール前に詰めていたMF今野泰幸がボールをゴールに蹴り込み、先制点を挙げた。

 長谷川健太監督が、「立ち上がりから、両チームともすごく良いゲームをした。大宮も気合いが入っていたし、2トップに迫力があった。何度か危ない場面もあって、お互いに良いところを出し合って推移した中で、先制点が取れたことは非常に大きかった」と振り返った一撃だった。この試合のポイントを聞かれた今野自身も「オレの先制点じゃないですか」と、笑いながら自画自賛した。

 得点場面について、今野は「セットプレーの流れでゴチャゴチャッとなったところで突っ立っていたら、ボールが目の前に転がってきた。あとはシュートするだけだった」と振り返り、「僕らもバランス良く戦えていたし、攻守の切り替えも速かった。そのあたりがチームとして良かったから、勝つことができたのだと思う」と、勝因を挙げている。

 今季、G大阪は失点が少ない。この日も大宮を完封したが、守備面にも好感触を持っている。中でも今野は、この試合の立ち上がりから好セーブを見せていたGK東口順昭を絶賛する。「なんといっても、ヒガシ(東口)が良い。現在のGKに必要な要素をすべて持っている。ボール扱いもうまいし、守備範囲が広い。前にも出られるし、フィードも良いし、足元もうまい」と、称賛の言葉を並べて、28歳の守護神を労った。

(取材・文 河合拓)
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