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京都ルーキー石田がデビュー戦で初アシスト!!札幌は3連敗

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[8.10 J2第26節 札幌0-1京都 札幌ド]

 京都サンガF.C.がコンサドーレ札幌を1-0で下した。シュート数では5-16と圧倒されていた京都だが、後半25分のFW大黒将志のシュートを得点に繋げ、勝ち点3をもぎ取った。

 プロ初先発となったMF石田雅俊が決勝点をアシストした。石田は今季より市立船橋高から加入したルーキー。高校サッカーの名門で10番を背負った逸材だ。

 前半には“ミス”も犯していた。前半9分、京都は大黒のインターセプトからチャンスを作ると、折り返しに反応したMF山瀬功治がミドルシュートでゴールネットを揺らす。しかしゴール前にいた石田が、プレーに関与していたとして判定はオフサイドに。ゴールが取り消しとなっていた。

 しかし迎えた後半25分、大黒から縦パスを受けると、DFを引き付け、大黒にリターンパス。大黒がペナルティーアーク付近から豪快にゴールネットに突き刺し、京都の先制点となった。

 汚名返上の決勝アシスト。デビュー戦で結果を残した19歳に対しては称賛の声が送られた。川勝良一監督は試合後のインタビューで「よくやった」と名前を出す。今季17得点目を挙げた大黒も「石田がいいパスをくれた。石田のおかげ」と感謝していた。

 対するホームで完封負けを喫した札幌。これでリーグ戦は6戦敗けなしの後、3連敗となった。前半はMF小野伸二を中心に攻め込んだが、その小野は前半のみで交代。後半も11分にMF宮澤裕樹がGKと1対1のビッグチャンスを迎えるが、シュートはわずかに左に外れていった。3試合連続の無得点と、決定力不足が深刻だ。 


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