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ナスリがフランス代表引退、監督やチームに不満

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W杯落選には納得せず

 マンチェスター・シティMFサミル・ナスリは、フランス代表からの引退を決断したことを認めた。

 2013-14シーズンにはシティでプレミアリーグ制覇に貢献するパフォーマンスを見せながらも、ブラジルW杯に招集されなかったナスリ。27歳にして代表引退を考えていることを数日前に示唆していた。

 フランス代表との決別を明言したナスリのコメントを、イギリスなどのメディアが伝えている。

「もう決めたことだ。2012年のEUROの後から考えていた。今は、もともと考えていたことを確認しているだけだ」

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、ナスリがチームの規律を乱すことがW杯落選の理由だと述べていた。ナスリは落選に納得してはいない様子だ。

「僕は27歳になったばかりだけど、正直になろう。色々と起こったことを考えれば、彼が監督であり続ける限り、呼ばれることはないと思う。彼は、僕がベンチで不満だからW杯に呼ばなかったと言ったが、ベンチでハッピーな選手なんて誰一人として知らない。その理由が理解できないならなおさらだ」

「監督だけが理由じゃない。彼はW杯での彼のチームのためにベストだと考えることをやっただけだ。フランスメディアは、他の選手たちが僕の不満を言っていると報じていた。僕に対して正直になって、僕との間に問題があることを面と向かって言えないような選手たちのグループに、入りたいと思うだろうか?」

 2007年にA代表にデビューし、これまで41試合に出場してきたナスリ。今後はシティでのプレーに専念することになる。
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