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原専務理事の“右腕”霜田氏が新技術委員長に昇格へ

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 日本サッカー協会の技術委員を務める霜田正浩氏が次期技術委員長に就任する見通しとなった。11日、都内で行われた日本代表のハビエル・アギーレ新監督の就任会見で大仁邦彌会長が明らかにした。

 大仁会長は「霜田技術委員が後任に最適であると思っている」と明言。「9月の理事会で承認されれば、そこから技術委員長ということになる」と説明した。

 原博実専務理事が兼務してきた技術委員長の後任人事をめぐっては、これまで元日本代表DF宮本恒靖氏や鹿島の鈴木満強化部長の名前などが報道で挙がっていたが、この4年間、原専務理事の“右腕”として支えてきた霜田氏の昇格が内定した。

 霜田氏はF東京の強化部スタッフや千葉のコーチなどを歴任。2009年に日本サッカー協会入りし、2010年から技術委員を務めると、原専務理事とともに日本代表監督の選定に関わり、アルベルト・ザッケローニ前監督、アギーレ新監督との交渉でも尽力した。

 昨秋に中国で開催された東アジア競技大会などでは、監督としてU-20日本代表を指揮。手倉森誠監督が正式に五輪代表チームの監督に就任してからは同代表のコーチも務めていた。

(取材・文 西山紘平)

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