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乾、長谷部には「すごく助けてもらっている」

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『キッカー』で語る

 フランクフルトMF乾貴士は、復活しつつあるようだ。地元メディアで「フランクフルトのプレシーズンにおける勝者」とたたえられる乾は、ドイツ『キッカー』で昨シーズンを振り返るとともに、今夏チームメートとなったMF長谷部誠による好影響について語っている。

 10日に行われたインテルとの親善試合(3-1)ではフランクフルトの全得点に絡んだ乾。MFアレクサンダー・マイヤーが負傷のため、2列目の中央でプレーし、結果を出している。『キッカー』に対し、同選手はこう語った。

「(トーマス・シャーフ)監督には、10番(トップ下)でプレーしたいと話しました。監督は僕を複数のポジションで試しましたが、個人的には10番が自分に一番合っていると思いますね」

 2012年夏にフランクフルトに加入した乾は、1年目のシーズンに6ゴール8アシストと貢献。しかし2シーズン目は結果を出せず、途中から出番を失っていた。乾は昨季を次のように振り返っている。

「構想から外れた感覚でしたね。自分をスランプから引き上げるのが難しかったです。今は気持ちを入れ替えて、新しい監督が就任したことで新しいチャンスが訪れたと感じています」

 長谷部の加入も乾の調子に好影響を及ぼしているようだ。

「ピッチ上でもピッチ外でも、(長谷部の加入により)色々変わりましたね。すごく助けてもらって、様々な面でポジティブな影響を感じています。(ドイツ語に関しては)まだあまり分からないですが、チームのみんなと話すことがどれほど大切かは意識しています」

 フランクフルトは16日にに行われるDFBポカール1回戦で4部ヴィクトリア・ベルリンと対戦。23日にはブンデスリーガ開幕戦でフライブルクをホームに迎える。乾がトップ下で新シーズンのスタートを迎えるのか、注目されるところだ。

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