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本拠地初ゲームに勝利のファン・ハール「これまでで最低の試合」

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 MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは12日、プレミアリーグ開幕前最後のテストマッチでバレンシアを2-1で下した。香川は後半17分からトップ下で途中出場したが、見せ場をつくることはできなかった。

 初めて本拠地オールド・トラフォードでの試合に臨んだルイス・ファン・ハール監督は「ピッチに降りた途端に大声で名前を呼んでもらえた。光栄なことだ」と、ファンの歓迎を喜びながらも、試合内容については「これまでで最低の試合だった」と厳しい口調で話した。クラブの公式HPが指揮官のコメントを伝えている。

「選手たちはアメリカで見せたような試合を見せたかったようだが、少しばかり気合が入り過ぎたのかもしれない。パスミスも多く、プレーの選択を誤る場面も多かった。それにプレスも上手くかけられなかった」

 後半4分にMFダレン・フレッチャーのゴールで先制したユナイテッドだが、後半17分に香川ら4選手を一気に交代で投入すると、バレンシアの反撃を受け、後半26分に失点。それでも後半アディショナルタイム、途中出場のMFマルアン・フェライニが決勝点を決め、2-1で競り勝った。

「後半の15分くらいは攻められたが、最後まで諦めずに戦ったからこそ、勝者となれた。これは良い兆候だ」。苦しみながらも勝利という結果を残せたことに納得の表情も見せた指揮官は「今日の収穫は、今までで最低の試合をしたにも関わらず勝てたということ」と語った。

 プレミアリーグは16日に開幕し、ユナイテッドはホームでスウォンジーと対戦する。


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