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スアレス、日本戦出場が可能に?CASの裁定を受け弁護団が主張

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 バルセロナに加入したウルグアイ代表FWルイス・スアレスが処分の軽減を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴していた問題で、CASは14日、裁定結果を発表した。『ESPN』によると、国際サッカー連盟(FIFA)が下した「4か月間のあらゆるサッカー活動の禁止の処分」に関し、「あらゆるサッカー活動の禁止」は「適切ではなく」「過度」として、その対象は「公式戦」に限り、「その他のサッカー活動には適用されない」との裁定を下した。

 これにより、スアレスはただちにバルセロナの練習に合流することが可能になった。バルセロナでの公式戦デビューは最短で10月26日のリーガ・エスパニョーラ第9節レアル・マドリー戦となるが、練習試合には出場できるため、今月18日のガンペール杯・クラブレオン(メキシコ)戦で実戦デビューを果たす可能性もある。

 また、英メディア『BBC』によると、スアレスの弁護団は、今回のCASの裁定について、ウルグアイ代表として国際親善試合への出場が認められたものだとする見解を発表。9月5日に札幌ドームで行われる日本戦、同9日の韓国戦、10月10日のサウジアラビア戦への出場も可能になったと主張している。

 スアレスは6月24日に行われたブラジルW杯グループリーグ第3戦のイタリア戦でDFジョルジョ・キエッリーニの左肩に噛みつき、FIFAから、9試合の出場停止、4か月間のあらゆるサッカー活動の禁止、そして罰金10万スイスフラン(約1135万円)の処分を受けた。今月8日にはスイス・ローザンヌのCASに出廷。約5時間のヒアリングを受け、処分の軽減を求めていた。


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