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両チーム合わせて26人が蹴ったPK戦…千葉が死闘制し4回戦へ

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[8.20 天皇杯3回戦 柏1-1(PK11-12)千葉 柏]

 ジェフユナイテッド千葉柏レイソルとの千葉ダービーを制し、ベスト16入りを決めた。試合は0-0のまま90分間で決着が付かず、延長戦で1点を取り合うと、そのままPK戦に突入。互いに13人ずつが蹴り合う死闘の末、12-11で競り勝った。千葉は4回戦でV・ファーレン長崎と対戦する。

 0-0で迎えた延長後半3分、千葉はMF山中亮輔の折り返しに途中出場のFWオナイウ阿道が右足で合わせ、先制点。今季、正智深谷高から入団した高卒ルーキーのプロ初ゴールで先制に成功した。しかし、柏も粘りを見せ、延長後半11分、FKからゴール前混戦の中、こぼれ球を最後はDF橋本和が押し込み、同点ゴール。1-1のまま120分間を終え、試合はPK戦にもつれ込んだ。

 先攻の柏は1人目のMF大谷秀和が失敗。後攻の千葉も2人目のMF町田也真人が外した。その後は両チームともに成功を重ね、サドンデスに突入。11人目には柏GK菅野孝憲、千葉GK高木駿が登場し、互いに成功させた。

 11人ずつ一巡し、2周目となった柏13人目のFWレアンドロが高木に止められると、千葉の13人目は、1回目に失敗していた町田。2本目のキックをしっかりと決め、両チーム合わせて26人が蹴り合ったPK戦を千葉が12-11で制した。


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