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細貝、古巣相手に先発も逆転負け…レバークーゼンは開幕2連勝

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[8.30 ブンデスリーガ第2節 レバークーゼン4-2ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは30日、第2節2日目を行い、日本代表MF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でレバークーゼンと対戦し、2-4で敗れた。細貝はボランチで開幕から2試合連続の先発出場。原口は肩の負傷のため欠場している。

 序盤はホームのレバークーゼンが攻勢に出た。前半19分にはMFソン・フンミンのスルーパスからMFカリム・ベララビが抜け出し、決定機を迎えるが、シュートは至近距離でGKが防いだ。

 ヘルタは前半24分に細貝が高い位置でのボール奪取を見せるなど積極的な守備を見せ、徐々に流れを引き寄せる。すると、その直後に中盤でのインターセプトからカウンターを仕掛け、FWユリアン・シーバーが右サイドからゴール前にクロス。これがDFティン・イェドバイのオウンゴールを誘発し、先制に成功した。

 1点ビハインドで前半を折り返したレバークーゼンだが、後半5分、中央をドリブルで駆け上がったMFゴンサロ・カストロのスルーパスからイェドバイがオウンゴールの汚名を返上する同点ゴール。後半立ち上がりに追いついた。

 それでもヘルタは後半15分、細貝が左サイドに展開し、MFニコ・シュルツがクロスを上げると、GKが弾いたこぼれ球をシーバーがヘディングで押し込んだ。今季加入したシーバーは2戦連発となる今季3得点目。2-1と勝ち越したが、またしてもリードを守り切れなかった。

 レバークーゼンは後半17分、FKからMFハカン・チャルハノールの右クロスにDFエミル・スパヒッチが頭で合わせ、2-2の同点。同29分にはベララビのシュートがポストを叩いた跳ね返りを途中出場のMFユリアン・ブラントが押し込み、3-2と逆転した。

 細貝は直後の後半31分に交代。しかし、ヘルタが前がかりになったところをレバークーゼンがカウンターで突き、同41分にベララビがダメ押しゴール。終わってみれば4-2の快勝で開幕2連勝となった。ヘルタはブレーメンとの開幕戦(2-2)に続いて今季初勝利を逃している。


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