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栃木が3位磐田との打ち合い制し8試合ぶり白星

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[8.31 J2第29節 磐田2-3栃木 ヤマハ]

 3位ジュビロ磐田はホームで栃木SCに2-3で敗れ、3試合ぶりの黒星を喫した。栃木は8試合ぶりの勝利を上位チーム相手に敵地で挙げた。

 立ち上がりはホームの磐田が優勢に試合を進めていたが、栃木は前半39分、左サイドからドリブルで中に切れ込んだMF近藤祐介のシュートがクロスバーを直撃。一気に流れを引き寄せると、同41分、近藤の左クロスをクリアしようとしたDF森下俊のヘディングがポストに当たって跳ね返ったところをFW西川優大が押し込み、先制点を奪った。

 1点ビハインドで前半を折り返した磐田も後半16分、右CKからMFフェルジナンドがヘディングシュートを叩き込み、同点ゴール。しかし、栃木は4分後の後半20分にMF中美慶哉のミドルシュートで2-1と再び勝ち越した。

 ホームで負けられない磐田も後半26分、FWペク・ソンドンの右クロスからMF櫻内渚が右足で押し込み、2-2の同点に追いつくが、栃木は後半31分にみたび勝ち越しに成功した。右サイドをオーバーラップしたDFイ・ミンスの折り返しに合わせたのは途中出場のFW大久保哲哉。冷静に右足でゴールに流し込んだ。

 結局、これが決勝点に。2度にわたって追いつかれながらもそのたびに突き放し、3-2で競り勝った。前節の札幌戦(1-1)で連敗を6で止めた栃木は7月5日の富山戦(2-1)以来、約2か月ぶりの白星。それでも大久保は試合後のインタビューで「一回勝っただけなので、次の試合もしっかり勝って、連勝を続けていきたい」と、1勝に満足することなく、次を見据えていた。


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