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ドルトムントSD:「ほかのクラブも香川に関心を持っていたが…」

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「彼はユナイテッドを離れる場合の行き先がドルトムントのみと考えていた」

 ボルシア・ドルトムントは31日、MF香川真司の加入を発表した。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、ほかのクラブも同選手の獲得に動いていたと明かしている。

 ツォルクSDは、ドルトムント公式チャンネルで香川獲得オペレーションについて語った。ドイツ『ルールナハリヒテン』が、その模様を伝えている。

「まず最初に言いたいのは、実際に彼を獲得する可能性が出てきたのはここ数日の話だということだ。我々は早速内部で話し合い、早い段階でシンジを再びドルトムントへ連れてくることが有意義であるという結論に達した」

 2シーズンをマンチェスター・ユナイテッドで過ごしていた日本代表MFの再獲得には迷いはなかったようだ。ツォルクSDは、次のように続けた。

「(以前、)彼とともに大きな成功を成し遂げ、タイトルも獲っている。もちろん彼が持つクオリティーは我々のサッカーにとってプラスになり得るし、新しい要素を加えることもできる。それらの理由により、多くのファンの希望に応えることにした」

 香川を説得するのは難しかったかと聞かれた同SDはこう答えた。

「難しくなかったね。話はスムーズにまとまった。彼は、ユナイテッドでの展望があまり良くないと感じていたんだ。ほかにもそれなりのクラブが彼の獲得に関心を持っていたが、彼はユナイテッドを離れる場合の行き先がドルトムントのみと考えていた」

 香川の移籍金については公表されていない。『ビルト』など複数メディアは、ドルトムントがユナイテッドに支払う金額は800万ユーロ程度と伝えている。

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