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香川ドルト復帰の功労者? 「#FreeShinji」発案者が語る「香川は僕たちを助けてくれる」

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 サポーターの切なる想いが実った。ドルトムントは31日、マンチェスター・ユナイテッドからMF香川真司を獲得したことを正式発表した。クラブの公式HPによると、香川は現地時間の同日午後5時19分、2018年6月30日までの4年契約にサインした。

 これを喜んだドルトムントサポーターの一人に、26歳のイェンス・ブッシュマンさんがいる。彼はTwitterのワールドトレンド入りも果たしたハッシュタグ「#FreeShinji」の発案者だ。彼のインタビューをドルトムントの地元紙である『ルール・ナハリヒテン』が掲載している。

 檻へ入れられた香川の前には大きな「#FreeShinji」の文字。日本でも一時期、盛り上がりをみせたハッシュタグは、ブッシュマンさんが「思いつき」で始めたものだという。同紙によると、2013年8月26日に行われたマンチェスター・Uとチェルシーの一戦を家のテレビで見たブッシュマンさんは「ひどい試合」と感じ、クラブのファンサイトへ書き込んだ。

「香川のプレーはマンチェスター・Uのレベルに見劣りしないと、ドルトムント時代の彼を見ているからわかってる。だからこそ、なぜモイーズ監督が香川を途中出場させないのか理解できない」

 出場機会を満足に与えられない香川をみて、その状況へ苛立ちを覚えたブッシュマンさんは、「それから僕はロゴを作って、英語と日本語でも広がるようにしたんだ」。そして、試合から数日経った日の19時9分に香川の写真付きの「#FreeShinji」のタグが世界中で投稿され始めた。

「当時は本当に香川が復帰するなんて、考えもせずに始めたものだったんだ」とブッシュマンさんは振り返る。2013年夏には香川がマンチェスター・Uへ残留したため、影をひそめた「#FreeShinji」だったが、その後は移籍報道が浮上するたび、このタグがSNS上へ現れるようになっていった。

 そして、約1年の時を経て、本当に実現した「#FreeShinji」。それも行先はドルトムントだ。ブッシュマンさんは香川のドルトムント復帰決定を受けて「期待していなかったのに実現するなんて。本当に素晴らしいニュース。香川は僕たちを助けてくれる。香川は狭いスペースでもプレーできる、今のドルトムントには欠けている選手なんだ」と喜びを語った。

 ちなみに、「#FreeShinji」の次は「#KeepMarco」が作成済み。ドルトムントの主力選手が相次いでバイエルンへ移籍していることから、ドイツ代表MFマルコ・ロイスの移籍を止めるべく生まれたハッシュタグを今後は拡散させていくのだという。激しく、熱く、何よりもあたたかいサポーターたちの待つクラブへ香川は戻った。


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