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川澄、気合空回り…決勝で敗れ有終の美飾れず

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 日本女子代表(なでしこジャパン)のMF川澄奈穂美(28)の所属するシアトル・レインは8月31日、カンザスシティ・アーンズとのプレーオフ決勝に臨み、1-2で敗れた。前半22分に先制点を許すと、後半6分にも追加点を奪われる。後半42分にようやく川澄のCKの流れから1点を返したが、反撃もここまでだった。

 シーズンを独走1位で駆け抜けたシアトル・レインが、最後の最後で躓いた。4チームで争うプレーオフに進出したシアトルは、準決勝を順当に勝ち上がり、決勝へと駒を進めていた。だが迎えた決勝戦。試合前に更新したブログで「本当の本当のお祝いコメントは明日させてあげるから待っててねー」と気合十分に話していた川澄の気合も空回りしてしまった。試合後に更新したブログでは、「とっても悔しいです。悔しい。悔しい。悔しい」などと無念の気持ちを綴った。

 今年3月からシアトルに移籍していた川澄の挑戦もこれで一旦幕を閉じることになる。ただ初の海外挑戦となった今回の移籍だが、9ゴール5アシストを記録。見事、リーグベスト11に輝く活躍を見せた。9月からは昨季まで所属したINAC神戸に復帰することになる。パワーアップした川澄が、序盤低迷したINACを再び常勝軍団に引き上げる。

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