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川崎Fがアウェーゴール3発を叩きこみ、泥沼C大阪に快勝!

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[9.3 ナビスコ杯準々決勝第1戦 C大阪1-3川崎F ヤンマー]

 ナビスコ杯は3日、各地で準々決勝第1戦を行い、セレッソ大阪川崎フロンターレが対戦し、3-1でアウェーの川崎Fが勝利。ホームでの第2戦を前に貴重なアウェーゴールを3発決めた川崎Fが、2年連続の準決勝進出に大きく前進している。

 今シーズン、AFCチャンピオンズリーグに出場していたため、決勝トーナメントから出場となった両チーム。リーグ戦11試合未勝利で、マルコ・ペッツァイオリ監督就任後も公式戦9戦未勝利で泥沼状態のC大阪は、日本代表MF扇原貴宏、韓国代表GKキム・ジンヒョンに加え、ケガのMF山口蛍、DF藤本康太を欠く。対する川崎Fは、大黒柱のMF中村憲剛を欠いての一戦となった。

 先手を取ったのはアウェーの川崎Fだった。前半7分、U-21日本代表に選出されているMF大島僚太がDFをかわして右足でミドルシュートを放つと、DFに当たったボールがゴールに決まった。

 8月16日のリーグ戦で計9ゴールが決まる打ち合いを展開した両チームは、その後も互いに決定機をつくり合う。迎えた前半33分、C大阪は左サイドからMF吉野峻光が上げたクロスを、MF南野拓実が右足でゴールに叩きこみ、試合を振り出しに戻した。

 後半も先に試合を動かしたのは、川崎Fだった。後半22分、相手クリアーボールを大島がカットすると、DFを引き付けてからMF森谷賢太郎にパス。これを受けた森谷が絶妙なコースに右足でシュートを決めて、リードを2点に広げた。さらに川崎Fは、同26分にもMFレナトが自身で得たPKを確実に決めて、アウェーゴールを重ねて行った。

 リードを広げられたC大阪は、FWフォルラン、MF楠神順平、FW杉本健勇と豪華な交代要員を投入し、反撃に出ようとするが、点差を詰めることもできずに試合は終了した。

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