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ケール:「香川とロイスは共存できる」

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香川復帰を歓迎

 ドルトムントMFセバスティアン・ケールが、香川真司の古巣復帰についてコメントしている。ドイツ『キッカー』が伝えた。

 ドルトムントは先月31日に香川の再獲得を発表。2年間マンチェスター・ユナイテッドで過ごしていた日本代表MFの復帰は、チームメートに歓迎されているようだ。『キッカー』が「バイエルン・ミュンヘンのシャビ・アロンソ獲得と並ぶ衝撃の移籍」と形容する香川のドルトムント復帰を、ケールは次のように語っている。

「今朝、みんなが彼を迎えたとき、彼は満面の笑顔を見せていたよ。何人かは少し前から知っていたが、僕は彼に再会したのは今日が初めてだった。僕らは彼がここに戻ってきたことをものすごく喜んでいるよ」

「彼自身も、このクラブでの素晴らしい展望を目指して、新しい未来に向かうことにホッとしていると思う。僕らは彼をサポートしていく。彼を評価しているからね。最近の彼にあまり与えられていなかったものをすべて供給するよ」

 『キッカー』によると、クラブは早い段階では香川を公の場に出さない予定だという。ケールは次のように語っている。

「彼には少し時間が必要になると思う。ユナイテッドという体験を消化しなければいけないからね。ユナイテッドに移籍して、イングランドでプレーすることは彼にとってすごく大きなチャレンジだった」

「特にアジア出身のプレーヤーとしては、ブンデスリーガとはまた違うからね。でも、全体的には彼はマンチェスターでそれほど幸せにならなかったんだ」

 昨季の後半戦からMFマルコ・ロイスのトップ下起用が増えているが、香川とのポジション争いの見通しについてケールは次のようにコメントした。

「もちろん、多くのポジションに競争がある。全員が万全の状態なら、監督も簡単に決めることはできないだろうね。でもここ数年の経験で、僕らにかかっている負担を考えれば、様々な解決策が必要だということが分かったし、何人か長期離脱を強いられたこともある」

「監督が2人とも同時に起用することもできるよ。マルコが最前線でプレーしたり、左ウィングに置かれたり、色々な可能性が考えられる。僕らは複数のシステムを採用してきたからね」

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