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ゴール量産体制に入った柏FWレアンドロ「何より重要なのはタイトルを獲ること」

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[9.7 ナビスコ杯準々決勝第2戦 柏3-1横浜FM 柏]

 2戦合計3-2で1点をリードしているとはいえ、横浜F・マリノスに1点が生まれれば試合は振り出しに戻る状況で、先にスコアを動かしたのは柏レイソルだった。後半19分、MF茨田陽生がドリブルで中央を突破し、スルーパスを送ると左サイドに開いていたFW工藤壮人へ通る。工藤はDF中澤佑二と1対1となり、充分シュートも狙える場面だったが、「確率が高い」(工藤)と逆サイドでフリーになっていたFWレアンドロへパス。GK榎本哲也と1対1になると、やすやすとゴールへ流し込んだ。「走ったら工藤から最高のボールが来たので、決めるだけだった。90%は彼のゴール」とレアンドロはアシスト役の工藤を賞賛した。

 公式戦3戦連発と好調を維持するレアンドロ。8月以降の公式戦9試合で6得点とゴールを量産している。その要因は8月以降に柏が採用している新布陣にある。8月2日のJ1川崎戦で1トップにレアンドロ、シャドーに工藤とMF高山薫を並べた3-4-2-1を敷くと、4-1の大勝をおさめた。以降、天皇杯千葉戦でのPK負けを除けば負けなしで、すべての試合でゴールを奪っている。「時間が経って一緒にやってくればお互いのことをもっと知っていくだろうし、それがいまは自然に出てきていると思う」。レアンドロは工藤と高山との関係性をそう分析する。

 また、シーズン序盤はあまり見られなかった工藤とのコンビネーションも増えている。前半44分には工藤のスルーパスに抜け出してループシュートを放った。この試合でレアンドロが打ったシュートは2本で、決勝弾も含めどちらも工藤からのパスを受けてのものということになる。

 パスを預ければボールをことごとくおさめるポストプレイヤーに、シュートを打たせればたやすくゴールを奪うストライカーになれるレアンドロは、4年連続でのJ1タイトル獲得を狙う柏にとって欠かせない存在だ。「何より重要なのはタイトルを獲ること」。ベースボールキャップをこよなく愛するブラジルの点取り屋は、タイトル奪取を誓い、ミックスゾーンを後にした。

(取材・文 奥山典幸)

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