beacon

ドゥンガ、マイコンに「2度目のチャンスがある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

規律違反の選手に扉を閉ざさず

 ブラジル代表のドゥンガ監督は、規律違反のためチームから除外したローマDFマイコンについて、今後の代表入りの可能性が消えたわけではないと述べている。

 5日に行われたコロンビア代表との親善試合に出場したマイコンだが、その翌日のオフの後の合流が大幅に遅れたとしてチームから除外。9日に行われたエクアドル戦には出場できなかった。

 規律面の厳格さで知られるドゥンガ監督が今後マイコンをチームに戻すことはないのではないかと見られたが、同選手にはもう一度チャンスが与えられることになるようだ。エクアドル戦後の指揮官のコメントをブラジルなどのメディアが伝えている。

「監督としても選手としても、ある選手から代表でのチャンスを取り去ってしまうのはつらいことだ。人生の中ではある種のことが起こり、答えを出さねばならないこともある。だが、何事も確実だと決めつけてしまうことはない」

「我々の誰にでも2度目のチャンスがあるものだ。私は指揮官として決断を下さねばならないこともあるが、セレソンのために最善の決断を下すことは確かだと思ってもらって構わない。私はマイコンを人間として、選手として尊敬している。どの選手に対しても扉が閉ざされることはない」

 今後の試合として、ブラジル代表は10月11日にアルゼンチン戦、同14日にシンガポールでの日本代表との対戦を予定している。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP