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クロップ、香川を獲得できたことに「多少の驚き」

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アーセナル戦出場については当日決定

 ボルシア・ドルトムントユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・ユナイテッドからMF香川真司を獲得できたことに、「多少の驚き」を感じたと明かしている。

 2年ぶりにドルトムントに戻った香川は、13日のブンデスリーガ第3節フライブルク戦でいきなり1ゴールを含む2得点に絡む活躍を見せた。チャンピオンズリーグのアーセナル戦を翌日に控えた会見で、クロップ監督はイギリス人記者から香川獲得が可能になったことに驚いたか聞かれると、次のように答えている。

「そうだね。多少の驚きは感じた。彼はサー・アレックス・ファーガソンが指揮を執った最後のシーズンにユナイテッドに加わった。そのようなシーズンでは何があってもタイトルを獲ることが要求される。5位で引退するわけにはいかないからね。ということは、選手を育てるような時期ではない」

「シンジはその中、かなりの試合に出場した。そして、ファーガソン氏が去った次のシーズンもやはり結果が求められた。選手を育てる時期ではない上に、すぐにも機能するプレーヤーがプレーすることになる。機能しない選手は、問題を抱えることになる」

「そして、今度もまた新しい監督が就任した。まったく違う哲学で大きな成功を手にしてきている。しかし、シンジがそれにもフィットしないと見られたようだ。私の意見では、何かを成し遂げようとし、2年間トライすれば十分だと思うんだ。それからは、また安定した出場時間が必要だね。我々は(香川再獲得の)機会を見いだし、チャンスをつかんだということだ」

 香川はフライブルク戦で脚をつり、後半途中に交代している。15日の練習は軽いランニングのみだった。アーセナル戦への出場について、クロップ監督は次のように述べている。

「チーム練習にまだ1度しか参加していなかった割に、シンジはものすごく良い内容を見せたね。脚をつっただけとのことで、ポジティブにとらえていたが、彼はまだ少し違和感があるようだ。だから、今日はシュート練習を見送っている」

「これは試合のフィットネスとは関係ない。不要に負担をかけることを避けるということだ。(香川の出場に関する)最終的な決断は明日の午前中に下すことになる。(ミロシュ・)ヨイッチも同じだ」

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