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8月のJリーグ月間MVP J1は鹿島MF柴崎、J2は横浜FC・MF松下年が受賞

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 Jリーグは16日、8月のJリーグ月間MVPを発表した。J1は鹿島アントラーズのMF柴崎岳、J2は横浜FCのMF松下年宏が選出された。ともに初受賞となっている。

 Jリーグ選考委員会は、柴崎について「8月に開催された全5試合にフル出場し、2得点を上げるなどチームの無敗に貢献した。第22節のF東京戦ではゲームキャプテンを担うなど、チームの根幹を成している。パスの出し手として攻撃の起点になるだけでなく、すばやい切り替えで速攻性を生み出すなど、質の高いプレーが光る。特に第19節の名古屋戦では攻め上がった西選手に素早くサイドチェンジのパスを出し、土壇場での逆転弾を生み出したほか、第20節の甲府戦では試合開始早々に豪快なミドルシュートを決めた。好調を維持する鹿島アントラーズの成績は、柴崎選手のパフォーマンスが直結していることがうかがえる」と、選考理由を説明した。

 また、松下年については「8月に開催された全5試合に出場し、自身も2得点を上げるなど、チームのゲームメーカーとして3勝2分の好成績をもたらした。今シーズンより横浜FCに完全移籍し、持ち前の運動量を活かし攻守において活躍を見せ、チームを19位から9位と躍進させている。セットプレーのキッカーとして得点シーンを演出することも多く、月間のゴール数はリーグ8位タイの2点、アシスト数も1位タイの2点と月間で4得点に絡んでいる。12試合連続負けなし(8月終了時点)のチームの中で、ボランチでコンビを組む松下裕樹選手とともに”ダブル松下”が絶妙のバランスでチームの好調を支えている」と、評している。

 初受賞となった柴崎は「月間MVPに選ばれたことを大変光栄に思います。チームとして8月を5戦4勝1分といい成績を残したことで、代表してこの賞を受け取りたいと思います。ありがとうございました」と、コメントを発表。

 松下年は「8月度コカ・コーラJリーグ月間MVPに選出いただきありがとうございます。とても光栄に思っています。ホームゲームが多かった8月はサポーターのみなさんにも支えられ非常に良い雰囲気の中戦うことができ、とても感謝しています。チームは全員がハードワークし、自分たちのやりたいサッカーが出来ているからこそ、今の好調を維持できているのだと思っています。J1昇格という目標に対して、ここから更に加速し、気を緩めることなく最終節まで戦っていきたいと思っています。そして、最後に今回のMVP受賞は、山口監督をはじめチームスタッフ、選手全員がもらった賞だと思っています。残りの リーグ終盤もこの賞に恥じないよう努力し続けていきます。ありがとうございました」と、コメントをしている。

 なお、8月度の月間MVP最終選考には、鹿島のFWダヴィ、F東京のFW武藤嘉紀、J2は湘南のFWウェリントンが残っていた。

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