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[CL]ドルトムントがホームでアーセナルに快勝し白星発進、香川は出番なし

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[9.16 欧州CLグループリーグ第1節 ドルトムント2-0アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の2014-15シーズンが16日、開幕し、各地でグループリーグ第1節を行った。MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はホームでアーセナル(イングランド)と対戦。2-0で快勝し、白星発進した。ベンチスタートとなった香川は最後まで出番がなかった。

 ドルトムントの公式Twitterによると、「筋肉の問題」で香川とMFミロシュ・ヨイッチがベンチからのスタートとなり、DFウカシュ・ピシュチェクは欠場。FWチーロ・インモービレとFWピエール・エメリク・オーバメヤンが縦関係の2トップを組んだ。

 一方のアーセナルはマンチェスター・ユナイテッドから獲得したFWダニー・ウェルベックが3トップの中央に入り、右にMFメスト・エジル、左にFWアレクシス・サンチェスが入った。右SBではバルセロナのカンテラ出身の19歳DFエクトル・ベジェリンを起用した。

 立ち上がりからホームのドルトムントが試合の主導権を握った。前半27分、MFセバスティアン・ケールが左サイドに展開し、MFケビン・グロスクロイツの折り返しにオーバメヤンが合わせるが、GKがセーブ。同34分には高い位置でボールを奪ったケールからパスを受けたオーバメヤンが右足で狙ったが、ここもGKの好守に阻まれた。

 アーセナルは前半41分、MFアーロン・ラムジーのスルーパスに抜け出したウェルベックが右足を振り抜くが、ゴール左へ。前半のシュートはこの1本のみに終わった。

 ドルトムントは前半の終了間際に先制に成功する。前半45分、カウンターからロングパスを受けたインモービレがドリブルで駆け上がり、DFを振り切って自らフィニッシュ。右足のシュートをゴール左隅に流し込み、昨季のセリエA得点王が移籍後公式戦初ゴールとなる先制点を奪った。

 1点リードで前半を折り返したドルトムントは後半立ち上がりの3分に追加点。オーバメヤンからパスを受けたグロスクロイツがゴール前にフワリと浮かしたラストパスを入れると、自ら走り込んだオーバメヤンがGKもかわして左足でゴールに流し込んだ。

 2-0とリードを広げ、一気にたたみかけるドルトムント。後半6分にもインモービレが決定的なシュートを放ち、同12分にはオーバメヤンのシュートがクロスバーを直撃した。リズムをつかめないアーセナルは後半17分に2人を同時交代。エジル、ラムジーを下げ、FWアレックス・オックスレード・チェンバレン、MFサンティ・カソルラを投入した。

 しかし、後半31分、左クロスから振り向きざまに狙ったウェルベックのシュートも枠を捉え切れない。同32分にはMFミケル・アルテタに代えてFWルーカス・ポドルスキを投入し、最後のカードを切ったが、最後まで流れを引き寄せられなかった。そのまま逃げ切ったドルトムントが2-0の完封勝利。ホームでアーセナルを寄せ付けず、CL初戦を白星で飾った。


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